マイクロチップの義務化!動物愛護法改正について解説

マイクロチップの装着が義務化されました。

マイクロチップの機能


動物愛護法が改正され、ペットにマイクロチップ装着させることが義務となりました。
マイクロチップは一体何のために付けるものだったか、おさらいしてみたいと思います。

迷子、地震、盗難などで飼い主さんと離れ離れになってしまった時に、
飼い主さんの元へ帰れるようにするための制度です。

マイクロチップには、所有者の情報が登録してあり、
専用の機械でスキャンすることで

「どこの誰のおうちの子か」

を調べることが出来るのです。
具体的には、マイクロチップには、

・世界で唯一の15桁の数字(番号)

が記憶されています。
これをスキャン出来る機械はどこにあるかというと

  • 動物保護センター
  • 動物病院
  • 保健所
  • 一部の保護団体

といった所に配備されています。
なので、迷子のわんちゃんねこちゃんを見つけたら、
お近くの動物病院などに連れていってあげれば、
元の飼い主さんを探すことが出来るのです。

よく間違えられるのが、
“GPS機能がついている?”という点です。
GPS機能はついていないので、わんちゃんやねこちゃんがどこにいるかまでは調べることはできません。

マイクロチップの登録

1,マイクロチップの装着
動物病院で、マイクロチップを注射して入れてもらいます。
首の後ろの部分にプスッと注射します。
犬なら生後2週くらい、猫なら生後4週くらいでこの施術ができるようになります。
この時点ではまだ飼い主さんが誰かは登録されていません。

2,マイクロチップID管理団体への登録
動物病院で、登録申込書をもらえます。
そこに、飼い主さんの住所や名前などの情報を書いて、ID管理団体へ郵送して完了です。
その後、団体によりますが「登録完了」のはがきが届いたりします。

登録先の団体は、AIPO?FAM?

一番登録数が多いのは、「AIPO」という、日本獣医師会が主催している事務局です。動物病院でもらえる登録申込書はほとんどこちらの団体だと思います。
保護犬・保護猫などはほぼAIPOのマイクロチップを装着していると思われます。

一部、あるペットショップ経由ですと、「一般社団法人FAM」という団体に購入時に登録されます。

法律的にはどちらの団体で登録しても問題ありません。
しかし、いざ迷子になったときに探すとすると、より多くの動物病院と提携している団体に登録した方が、見つかる確率を高く出来るのが事実です。
動物病院はほとんどがAIPOの番号検索システムを導入しているため、FAM登録の子が病院に行った場合、検索しても「登録がありません」とシステムに表示されてしまい、マイクロチップを入れているかどうかも疑われてしまう場合があります。

「FAM」登録のペットでしたら、「AIPO」にもダブルで登録することをおすすめします。
動物病院で、「AIPO」にも登録したい旨を伝えれば、申込書を作ってもらえます。
マイクロチップをもう1つ埋めるといったことはないので、ペットの負担はありません。

飼い主が変わった場合

保護での譲渡などで、飼い主が変わった場合、マイクロチップの情報も登録しなおす必要があります。
前の所有者情報がわかれば、その方の情報と新しい飼い主の情報を、申込用紙に記入して、郵送して完了になります。

問題は、前の所有者情報が一切ない場合。
AIPOでもFAMでも対処はしてもらえます。

・AIPOの場合
新しい飼い主からとにかく申請を行う。(書類の書き方などはAIPOにお伺いください!)
そうすると、AIPOから前の飼い主に連絡をしてくれます。それで返事が一定期間に来なければ、新しい飼い主が登録されます。登録完了するとハガキが届きます。

・FAMの場合
電話で連絡をして、新しい飼い主を記録してもらいます。
前の飼い主に連絡するといったことはせず、前の飼い主と新しい飼い主が併記されるようになります。
何か連絡をする必要が生じた際は、まず前の飼い主に連絡がいき、連絡がつかなければ新しい飼い主に連絡がくるという流れです。
特にその手続きに関するハガキなどは届きません。

飼い主である証拠

マイクロチップを登録完了すると、なんだか本当の飼い主になれた気持ちになりますね。
義務化によって、簡単に手放すような事がなくなっていってほしいと願います。
ちなみに、亡くなった場合は、申し出て、番号の削除というのが可能です。
ですがそれは義務ではありません。
実際うちの子の番号は、いまだワタクシの手元で生きています。

皆さんも、マイクロチップの登録、確認してみてください!

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