~わんちゃん編~ペットモデルのしつけ・スキルについて解説
今回のトップ画像は、ジョイ・グレースちゃん。
オーストラリアンラブラドゥードゥルという種類です。性格がすごく優しい子です!
ペットモデル犬について
さてさて、今日はペットモデル・ペットタレントとなれる「わんちゃん」はどんなコマンドが入っているか?基本的なところを解説します。
本記事の良いところは、これをマスターしていけばどこのペットプロダクションにも受かりやすくなるというところです(笑)
では早速。
しつけ
珍しいものはありません。それより、下記の基本スキルの精度が必要なのです。ぜひ練習してみてください。
マテ
これ一番大事です!座ったままマテ、立ったままマテ、歩いてきて途中でマテ、などものすごいたくさんのパターンがあるのですが、基本ができていればいつでも対処できます。
30秒は普通で、1分マテできるくらいが望ましいです。
最初はおやつを見せながらマテ、で大丈夫です。時間を延ばしていきましょう。
その次は、距離をとります。5mくらいは離れてマテできるようになりましょう。
同じことが、外出先でも出来るように練習します。
そして、おやつもなしで、ハンドサインのみ、あるいは言葉のみで。これは上級です。
マテがうまくいかないという飼い主さんよく見かけます。まず、言い方を変えましょう。きちんと目を合わせて、はっきり1回「マテ」と大き目の声で言います。
失敗するのは、小声だったり、マテマテマテと連続で言っていたり、せっかく出来ているのに途中で名前を呼んでしまってわんちゃんが???となってしまったりですね。
お座り
おうちで出来ていても、ヨソではできなくなってしまう子が大変多いです。ほとんどのわんちゃん、お座りを覚えるのはすぐにできるようになります。
家以外でも出来るように、繰り返し覚えてもらうことが大事です。
そして、飼い主さんが視界からいなくなっていてもお座りしたままでいられるとより良いです。(これは他のスキルもですが!)
伏せ
これ、意外とできない飼い主さん多いです。でもペットモデルになるには、不可欠のスキルです。
伏せの教え方は色々なサイトに書いてあるので、それを参考にするので問題ないと思います。お座りから、そのまま伏せる動きをしてもらって、出来たところでおやつをあげる、という流れです。
ソファーの上でも、椅子の上でも、床の上でも、お外でも、同じことが出来るように練習してみてください。
伏せが一瞬しか出来ない子もいますが、そんなときは伏せ→マテでその姿勢のままキープさせましょう。だんだん離れて、これも遠くからでもキープできるようになるまで繰り返します。
お散歩
ふだんわんちゃんと行っているお散歩。これも、気を付けてみてほしいことがあります。
☆わんちゃんがリードを引っ張っていませんか?
例えば撮影の現場で、モデルさんやタレントさんがお散歩するというシーンがある場合、リードを引っ張るタイプのわんちゃんだとかなり厳しいです。
人間の横を歩いてくれるように、小さいころからコントロールの練習をしておきましょう。
ノーリードについて
はい、撮影現場はノーリードになります。
首輪も外して出演することも多いです。
上記のスキル、書いてあることが全部出来るようになるころには、飼い主さんがリードを持っていなくてもきちんとわんちゃんにコマンドが入るようになっているはずです。
その他のスキル
他に出来るとありがたいスキルをちょっとご紹介。
- 振り返る
- 呼ぶとゆっくり歩いてくる
- おもちゃをくわえる
- 誰が頭をなでてもOK
お手やおかわりは実はあまり使いません。
面白いスキルがあった方が良いか、でいうとテレビ番組にお呼ばれすることはありますね!モデルというよりタレント、的な出演になります。
「猫ちゃん編」もまた書きます!