わんちゃんに大事なコマンド「ハウス」の必要性と教え方
今日のトップ画像はラブラドールレトリーバーの「はなちゃん」です。
ダンスができたり、おんぶができたり、超芸達者な優しい子です。
わんちゃんに教えておきたいコマンド
ペットモデルに必須のコマンドは以前にも数種類書かせて頂きましたが、モデルでなくても大事なコマンドがありますので紹介いたします!
基本のコマンド復習
マテ、お座りは一番基本的なコマンドで、おやつなしでもできたり、遠くからでもできれば上出来です。
マテは特に、普段の生活でも教えやすく、何度も繰り返すことでどんどん上達できます。
それと他に今回紹介したいのは・・・「ハウス」です!
「ハウス」って何するの?
クレートやキャリーバッグ、サークルやペットハウスなどに入ってもらうためのコマンドです。
どこかにお出かけする時は、キャリーバッグに入ってもらうために「ハウス」したり、ごはんを食べるときはクレートなどの中に入ってもらうというパターンがあります。
なぜ大事なのか?
小さいことで言うと、例えばお皿を落として割ってしまったとき、お皿の破片を掃除しなければなりません。その間わんちゃんがウロウロしてしまうと、怪我をしてしまう可能性があります。そんなときに有用なのが「ハウス」です。
わんちゃんを守るために、このコマンドが活躍します。
さらに、地震などで避難しなければならないときや、避難所生活をしなければならないとき、「ハウス」が出来ないと一緒に暮らすことが出来なくなってしまいます。
わんちゃんは、本能的には自分だけの安全な隠れ家を持ちたいと思う動物です。オオカミや野犬なども、広い所でなく狭いが周りを見渡せる所で寝る習性があります。わんちゃんがいつでも落ち着ける「巣穴」を用意しておいてあげましょう。
「ハウス」の教え方
最初は「ハウス」に入るといいことがある、という事を覚えさせます。
手におやつを持ち、注目させます。
注目してくれたらそれを、「ハウス」の中や上に置きます。
それをわんちゃんが自主的に食べに行ったら、「ハウス」に入った瞬間に1回はっきりと「ハウス」と声をかけます。
それを繰り返して、おやつを「ハウス」に置かなくてもできるようになるまで覚えてもらいます。(もちろん、「ハウス」が出来たら褒める!ご褒美をあげる!というのは行って大丈夫です)
いっぱい褒めてあげると覚えるスピードも上がります。
「ハウス」に入ることに慣れてきたら、入った後、時間をあけてご褒美をあげるようにしましょう。2秒、3秒、と伸ばしていくことで長時間ハウスにいてくれるようになります。
また、マテと同じように、距離が離れていても「ハウス」してくれるようにも練習しましょう。
安心できる「ハウス」
用意した「ハウス」に入ってくれないわんちゃんはいます。
その「ハウス」で何か嫌な事があったりすると、もうそこは安全な隠れ家ではないので、拒否されてしまいます。
それか、用意したものが狭すぎる・においがするなど物理的に嫌な場合もあります。
新品の「ハウス」を用意したのであれば、無理やり入れようとしたりなど嫌な思い出を絶対に作らないように気を付ければ覚えてくれます!
わんちゃんが安心できる隠れ家、ぜひ用意してあげてください。
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